5月に始まった3年生の領域別実習も最終クールを迎え、残り1週間となりました。

領域別実習が終わると、次に行われる『看護の統合と実践の実習』をもって実習が終了し、次に患者様と関わるのは看護師として、看護職としてとなります。残り少ない実習を、受け持ち患者様はもちろん、実習病院スタッフにも感謝しながら、これまでの学びを活かしてより実践を意識した、患者に寄り添った看護を行ってほしいと思います。

島原市医師会看護学校では実習最終日は学内実習とし、実習での学びの共有と整理を行っています。
実習期間は短くなりますが、しっかりと学んだことを振り返り、知識として定着させ、実践力として活かせられることを目指しています。

成人看護学実習Ⅱ・Ⅲでは2グループ共同で、実習を通じて学ばせていただいたことについて発表する機会を作り、学びを他者に発信することで学びを深め共有できるようにしています。

成人看護学実習Ⅱ
(生命危機的状況にある成人の看護)

成人看護学実習Ⅲ
(治癒困難な状態にある成人の看護)

それぞれの領域で学んだことを発表し、質問も活発に行われました。

患者様との関わりをまとめることで、客観的に自身の看護を評価考察できていました。また、成人看護学実習Ⅱ・Ⅲ領域の特殊性についても学びが深まったようで、充実した発表の場となりました。


※ 実習記録や発表の場において、患者特定につながる実名、年齢等は明記していません。
※ 病状理解のために必要な日付等についても、ブログ掲載に際してモザイク処理を行っています。